大阪府・市は今日12月24日に全国では初となるIR事業者の公募を開始しました!
IR事業者の決定は2020年の6月頃の見込みとしています。
大阪府・市では2025年開催の万博前のIR開業を目指しつつも、工期が短いとの懸念や博覧会国際事務局(BIE)から万博期間中のIR開業は控えるように日本政府に求めてきたことから、万博期間中のIR開業はせず、2026年度末までであれば全面開業を認めるとしました。
以下の通り、内容をまとめました。
まず、現在の主な大阪へのIR事業者は3社です。
①MGM&オリックス・・・豪華さを売りに、大阪オンリーを掲げる
②ギャラクシー・・・マカオでカジノ経営
③ゲンティン・・・家族連れをターゲットにする方針
そして、大阪府・市のスケジュールは以下の通りとなります。
2019年12月24日 | IR事業者の公募を開始(全国初) |
2020年2月 | IR参加の申し込み期限 |
2020年4月 | IR事業者の提案書類の提出期限 |
2020年6月頃 | IR事業者を決定 |
2021年8月以降 | 政府が最大3ヵ所のIR候補地を認定 |
2021年秋頃 | IR事業者に土地引き渡し(夢洲49haを賃貸とし、期間は35年) |
2025年4~10月 | 大阪・関西万博 |
2026年度迄に | IR開業 |
そして、大阪府・市が行う選考としては2段階を経て行います。
①大阪府・市が募集要項の項目をクリアしているか
↓
②大阪府立大と大阪市立大の運営法人の理事長ら7人で構成する選定委員会が書類やプレゼンテーション等を評価
更に、項目基準として主に5項目あり、1000点満点で評価するとしています。
項目基準は以下の通りです。
①ギャンブル依存症や防災・治安などの対策
②独自性のあるコンセプト
③事業を遂行できる体制や財力
④国際観光拠点の創設
⑤交通対策、人財の育成や地域貢献
以上に様に遂に始まったIR事業者の公募ですが、様々な問題をクリアしなければ達成できないでしょう。
まず事業者は来年2020年2月までの申し込み期限まで申し込みをすることになります。
現在は主に3社ですが、他にも参加表明をする可能性があります。
今後の大阪府・市のIRの動向に目が離せませんね!