オーシャンルーレットで使う色付きのチップって、普通のカジノチップとは違うの?



あれは「ノンバリューチップ」といって、ルーレットならではの特別なチップなんだよ!
当記事はこんな方にオススメです!



ノンバリューチップって本当に価値がないの?



バリューチップとの違いを知りたい!



ルーレットディーラーとしての扱い方を覚えたい!
あなたは「ノンバリューチップ」というカジノ用語をご存知でしょうか?
ルーレットテーブルを見ると、赤や青、緑、黄色など、さまざまな色のチップが使われています。
一般的なカジノチップには「$5」や「$100」のように額面が書かれていますが、ルーレットで使われる色付きのチップには、基本的に金額が書かれていません。
このチップが、今回解説するノンバリューチップです。
ノンバリューチップは、プレイヤーのベットを色ごとに見分けるために欠かせません。
また、ディーラーはチップの色だけでなく、誰が使用しているのか、1枚いくらに設定されているのかまで正確に管理する必要があります。
この記事を読むことで、ノンバリューチップの意味や役割、バリューチップとの違い、交換方法、ディーラーが注意すべきポイントまで分かるようになります!



それでは早速いってみましょう!
ノンバリューチップとは?
ノンバリューチップ(Non-value Chip)とは、チップ自体に固定された額面が表示されていないカジノチップのことです。


Non-value Chip
ノンバリューチップ
固定された額面を持たないチップ
主にルーレットで使用され、カラーチップやルーレットチップと呼ばれることもあります。
海外のカジノでは「Roulette Check」や「Non-value Check」という表現が使われることもあります。
ノンバリューチップの大きな特徴は、チップの表面に「$1」「$5」「$25」といった金額が書かれていないことです。
その代わり、プレイヤーがチップを購入するときに、1枚あたりの価値をテーブル上で設定します。



「ノンバリュー」だから、本当に価値がないチップだと思ってた!



固定された額面がないという意味だよ。ゲーム中は、きちんと金銭的な価値が設定されているんだ!
「価値がないチップ」という意味ではない
ノンバリューチップについて、最も勘違いしやすいのが名前の意味です。
「Non-value」をそのまま日本語にすると「価値がない」と読めるため、金銭的な価値を持たない練習用チップのように感じるかもしれません。
しかし、正確にはチップそのものに固定された額面がないという意味です。
例えば、青色のノンバリューチップを1枚$5として購入した場合、そのプレイヤーが使用している間は、青色チップ1枚が$5として扱われます。
別のプレイヤーが使用するときには、同じ色のチップが1枚$10や$25に設定される場合もあります。
ノンバリューチップの正しい考え方
- チップに固定の額面は書かれていない
- 購入時に1枚あたりの価値を設定する
- 設定された価値はテーブル上で管理される
- 使用するプレイヤーやタイミングによって価値が変わる場合がある
つまり、ノンバリューチップは「価値がないチップ」ではなく、状況に応じて価値を設定できるチップなのです。
なぜルーレットでは色の違うチップを使うの?
ルーレットでは、複数のプレイヤーが同じ番号や同じベットポジションへチップを置くことがあります。
例えば、3人のプレイヤーが同時に「17番」へ賭けた場合、すべて同じ色のチップでは、誰が何枚賭けたのか分かりにくくなってしまいます。
そこで、プレイヤーごとに異なる色のノンバリューチップを割り当てます。
プレイヤーA=赤色
プレイヤーB=青色
プレイヤーC=黄色
色が分かれていれば、同じ番号に複数のチップが置かれていても、誰のベットなのかを見分けられます。
これは配当を正確に支払うだけでなく、プレイヤー同士のチップの取り違えや、不正なチップの追加を防ぐためにも重要です。
ノンバリューチップは原則として1人1色
ルーレットでは、基本的に1人のプレイヤーにつき1色のノンバリューチップを割り当てます。
同じテーブルで2人のプレイヤーが同じ色を使ってしまうと、どちらのベットなのか区別できなくなるためです。
プレイヤーから「いつも青色を使っているから青がいい」と希望されても、すでに別のプレイヤーが使用していれば渡すことはできません。
その場合は、空いている別の色を案内します。



自分の好きな色を必ず選べるわけじゃないんだね!



そうだね!色はプレイヤーを見分けるために使うから、空いている色の中から選んでもらうよ!
ノンバリューチップの価値はどうやって決める?
プレイヤーがノンバリューチップを購入するときは、現金やバリューチップをディーラーへ渡します。
そのうえで、テーブルミニマムやプレイヤーの希望に合わせて、ノンバリューチップ1枚あたりの価値を設定します。
例えば、プレイヤーが$100を渡し、1枚$5のチップを希望した場合は、次のようになります。


ディーラーは、使用するチップの色と1枚あたりの価値を確認し、インジケーターやラマーを使ってテーブル上に表示します。
これにより、ディーラー、スーパーバイザー、監視担当者が、その色のチップが1枚いくらなのか確認できるようになります。
インジケーターの形や表示方法は、カジノやテーブルによって異なります。
ノンバリューチップとバリューチップの違い
ノンバリューチップとバリューチップの違いを、表で確認してみましょう。
| 比較項目 | ノンバリューチップ | バリューチップ |
|---|---|---|
| 額面の表示 | 基本的に表示されていない | $5、$25などが表示されている |
| 価値 | テーブル上で設定する | チップごとに固定されている |
| 主な用途 | ルーレット | さまざまなテーブルゲーム |
| 色の役割 | プレイヤーを識別する | 額面を識別する |
| 使用できる場所 | 原則として発行されたテーブル | 同一カジノ内の対応テーブル |
| ケージでの換金 | 原則として直接換金できない | 換金できる |
| テーブルを離れるとき | バリューチップへ交換する | そのまま持ち運べる |
バリューチップは、チップそのものに額面が設定されています。
一方、ノンバリューチップはプレイヤーを色で区別することが主な目的で、額面はテーブル上の表示と組み合わせて管理します。
ノンバリューチップはケージで換金できる?
ノンバリューチップは、原則としてカジノケージへ直接持っていっても換金できません。
チップ自体に額面が書かれていないため、そのチップが1枚いくらに設定されていたのかを、ケージでは判断できないからです。
ルーレットを終了するときは、使用していたテーブルでディーラーへノンバリューチップを渡し、バリューチップへ交換してもらいます。
この交換を、一般的にカラーチェンジ(Color Change)と呼びます。
ノンバリューチップ
↓ カラーチェンジ
バリューチップ
バリューチップへ交換したあとは、別のテーブルで使用したり、ケージで現金へ換金したりできます。



ルーレットをやめるときは、そのままポケットに入れたらダメなんだね!



そう!必ず使用していたテーブルでバリューチップに交換してから離れよう!
ディーラーがノンバリューチップを発行する流れ
ノンバリューチップの発行方法はカジノによって異なりますが、一般的には次のような流れで行います。
①現金またはバリューチップを受け取る
プレイヤーから現金やバリューチップを受け取り、金額を確認します。
②使用できる色を確認する
ほかのプレイヤーが使用していない色の中から、発行する色を決めます。
③1枚あたりの価値を確認する
テーブルミニマムやプレイヤーの希望に合わせて、チップの価値を設定します。
④インジケーターを設定する
チップの色と設定金額が分かるように、インジケーターラックなどへラマーを置きます。
⑤チップを数えてプレイヤーへ渡す
金額と枚数を確認し、プレイヤーから見える位置でチップを渡します。
発行時は、色・設定金額・枚数の3つを正確に確認することが大切です。
ディーラーが注意するポイント
誰が何色を使っているか把握する
ディーラーは、各プレイヤーが使用しているチップの色を常に把握しておく必要があります。
プレイヤーが席を移動した場合も、その色の使用者が変わったわけではありません。
誰がどこに座っているのか、どの色を使用しているのかを見失わないようにしましょう。
1枚あたりの価値を間違えない
同じ20枚のチップでも、1枚$1なら合計$20、1枚$25なら合計$500です。
設定金額を間違えると、配当やカラーチェンジの金額に大きな差が生まれます。
記憶だけに頼らず、必ずインジケーターを確認しましょう。
ほかのテーブルのチップが混ざっていないか確認する
ノンバリューチップは、原則として発行されたテーブルで使用します。
似た色のチップでも、別のルーレットテーブルから持ち込まれたものは、そのまま受け入れてはいけません。
不審なチップを発見した場合は、自分だけで判断せずスーパーバイザーへ報告します。
プレイヤーがチップを持ち出さないようにする
ノンバリューチップをポケットやバッグへ入れて持ち出されると、別の時間に異なる価値で持ち込まれるおそれがあります。
プレイヤーがテーブルを離れる場合は、ノンバリューチップが残っていないか確認し、カラーチェンジを案内します。
自分の判断で設定金額を変更しない
ゲームの途中でチップ1枚の価値を変更すると、すでに置かれているベットやプレイヤーの所持チップとの整合性が取れなくなります。
価値の変更を希望された場合は、いったん現在のチップをカラーチェンジするなど、カジノの手順に従って対応します。
ノンバリューチップとゲームプロテクション
ノンバリューチップの管理は、ルーレットにおける重要なゲームプロテクションのひとつです。
特に注意したいのが、安い価値で購入したノンバリューチップを持ち出し、後日、同じ色が高い価値に設定されたときに再び持ち込む行為です。
例えば、1枚$1で発行されたチップを持ち出し、同じ色が1枚$25に設定されたときに混ぜられると、1枚につき$24の不正な利益が生じる可能性があります。
このような行為を防ぐために、次の管理が行われます。
- 1人につき1色を割り当てる
- 使用中の色と金額をインジケーターで表示する
- ノンバリューチップをテーブル外へ持ち出させない
- プレイヤーが離れるときにカラーチェンジする
- 別テーブルのチップを受け入れない
- 不審なチップはスーパーバイザーへ報告する
ディーラーにとって、ノンバリューチップは単なる色付きチップではありません。
誰のチップなのか、いくらの価値があるのか、正規に発行されたものなのかを常に確認する必要があります。
カラーチェンジするときの基本
プレイヤーがルーレットを終了するときは、ノンバリューチップをバリューチップへ交換します。
ディーラーは、まずチップの色とインジケーターに表示された価値を確認します。
その後、ノンバリューチップを数え、合計金額を計算します。
例えば、1枚$5に設定されたチップが37枚ある場合は、次の計算になります。
$5 × 37枚 = $185
金額を確認したら、合計$185分のバリューチップをプレイヤーへ渡します。
多数のチップを交換する場合は、スタックを分けて枚数が確認できる状態にし、スーパーバイザーからも見える位置で処理しましょう。
まとめ
今回は、カジノ用語の「ノンバリューチップ」について解説しました。
ノンバリューチップは、複数のプレイヤーのベットを色で見分けるための、とても合理的な仕組みです。
一方で、チップに金額が書かれていないからこそ、ディーラーには通常のバリューチップ以上に細かな管理が求められます。
色・使用者・設定金額の3つを常に確認し、正確な配当とカラーチェンジができるようにしておきましょう!



ノンバリューチップは、プレイヤーを色で見分けるためのルーレット専用チップなんだね!



そのとおり!固定額面がないからこそ、色と設定金額を正確に管理することが大切だよ!

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