デッドチップとライブチップの違いとは？カジノのチップ制度をわかりやすく解説！

当記事はこんな方にオススメです！

チップは聞いたことはあると思います。

ですがあなたはデッドチップについてはご存知でしょうか？

実は、ハイローラー（高額ベッター）向けのコンプ制度や換金方法に関わる重要な仕組みなんです。

この記事ではカジノで使われる「デッドチップ」と「ライブチップ」の違いについて、初心者にもわかりやすく・かつプロ目線で解説します。

デッドチップとは？

結論、「デッドチップ（Dead Chip）」とは、一度購入したら換金できないチップのことです。

特徴としては以下の通りです！

①カジノ側がVIPプレイヤーに提供する特別なチップ制度

②通常のチップと違い、勝っても負けても元のデッドチップは返金されない

③勝利金は通常チップ（キャッシャブル）で受け取れる

例：$10,000分のデッドチップを買ってブラックジャックをプレイ。
$1,000勝てばその$1,000は通常チップで返ってくるが、デッドチップの元金は消失します。
（デッド＝死んだ）。

デッドチップを使う代わりに「豪華な特典」が付いてきます！

プレイヤーにとっての一番の魅力は、「コンプ」と呼ばれる豪華なサービス特典が受けられることです。
代表的なコンプ内容としては以下の通りです！

・高級ホテルの宿泊無料
・空港送迎や専用リムジンサービス
・豪華ディナー・ドリンク無料
・専用VIPルームの利用権
・スパ・ショー・エンタメ招待
・一部の負け金に対するキャッシュバッ

この様にデッドチップでのプレイは元金の返金はありませんが、その代わりに一流の体験・特別扱い・上質なサービスが返ってきます。

つまり、「換金できないけど、その分おもてなしを最大化したチップ」とも言えるのです。

デッドチップ：カジノ側のメリット

ここではカジノ側のメリットについて紹介しておきましょう。

✅ 1. プレイ量を事前に“保証”できる

デッドチップは、一度プレイヤーが購入した時点で、「プレイすることが確定」するチップです。
仮に途中で負けても返金はされないため、ハウスにとっては「最低でもこの額は動く（利益が出る可能性がある）」という安心感があります。

→ 例：$10,000のデッドチップを使えば、その$10,000分のゲームが確実に行われる

✅ 2. 長期的な利益を見込める

カジノは「1回の勝ち負け」ではなく、膨大な試行回数（ベット回数）を通じて利益を上げるビジネスです。
デッドチップ制度は、ハウスエッジ（控除率）を安定させる効果があるため、カジノ側にとって計算しやすい仕組みです。

✅ 3. 高額プレイヤーを囲い込む

デッドチップは主にVIPルームやハイローラー専用のテーブルで使われます。
この制度を導入することで、高額プレイヤーがリピートしやすくなり、安定的に“質の高い顧客”を確保できるのもカジノ側の狙いです。

ライブチップとは？

「ライブチップ（Live Chip）」とは、通常の換金可能なチップのことです。
プレイヤーがカジノで買って使う一般的なチップがこれに該当します。

※英語圏の一部のプレイヤーや業界関係者が、便宜上「デッドチップの反対」として使う非公式な表現です。通常の換金可能なチップ（キャッシャブルチップ）を、便宜上「ライブチップ」と呼ぶこととします！

特徴としては・・・

・勝利金も含め、自由に換金できる
・自由にベットに使える
・プレイヤーにとってはわかりやすく損のない形

カジノを経験したことある方ならお馴染みのチップですね！

デッドチップ vs ライブチップ：違いまとめ

項目	デッドチップ	ライブチップ
換金可能か？	❌ 不可（勝っても元本は戻らない）	✅ 可能（全額換金OK）
利用対象	VIP向け、ハイローラー	一般プレイヤー
勝利金の扱い	通常チップで受け取り可能	同じく通常チップ
提供されるケース	コンプ制度に含まれることが多い	自分で購入した通常プレイ
カジノ側の目的	プレイ量の保証、ハウスエッジの安定化	通常のゲーム提供
プレイヤー側の魅力	コンプが豪華、長期プレイに向いている	シンプルで扱いやすい

まとめ

デッドチップとライブチップについていかがでしょうか？

カジノ初心者にはあまり馴染みがない「デッドチップ」と「ライブチップ」ですが、知っているだけでプレイの幅が広がり、得られるサービスも変わってきます。

「カジノって、ただ賭けるだけじゃないんだ」と思った方。

これを機に、カジノの“裏側の仕組み”にも少し目を向けてみませんか？