オーシャン今回は、ルーレットのインサイドベットへの支払い方を解説していくよ!



前回はアウトサイドベットの支払いだったよね?



そう!今回はその次のステップ。ストレートアップ、スプリット、ストリート、コーナー、シックスラインなど、数字エリアに置かれたベットへの支払い方だよ!



いよいよ本格的に難しそう……!



大丈夫!順番と考え方を整理すれば、ちゃんと理解できるよ!
当記事はこんな方にオススメです!



ルーレットのインサイドベット支払いを学びたい!



チップスタックの押し方を覚えたい!



実践的なペイアウト技術を身につけたい!
前回の記事では、ルーレットの「配当オッズ」と「アウトサイドベットの支払い方」について解説しました。
まだ前回の記事をご覧になっていない方は、ぜひ下の記事からどうぞ!


今回のルーレットディーリングでは、アウトサイドベットの支払いが終わった後に行う「インサイドベットの支払い方とスタック操作」について解説します。
配当が高くなる分、支払い金額も大きくなりやすく、チップの数も多くなります。
そのため、インサイドベットの支払いでは、
「どのベットが勝っているのか」
「何倍で支払うのか」
「どの順番で支払うのか」
「勝ちベットをどう開くのか」
「支払いスタックをどう押すのか」
を正しく理解しておく必要があります。



インサイドベットの支払いは、ルーレットディーラーの腕がかなり出るところだよ!



チップが多くなりそうだから、丁寧にやらないとミスしそうだね!
インサイドベットとは?
そもそもインサイドベットとは、ルーレットレイアウトの数字エリア内に置くベットのことです。
詳しくはこちらの記事を!


インサイドベットの支払いはアウトサイドベットの後
ルーレットの支払いでは、いきなりインサイドベットから支払うわけではありません。
基本的な流れは以下です。
- 当たり番号を確認する
- ドリーを置く
- 負けチップを回収する
- アウトサイドベットを支払う
- インサイドベットを支払う
- ドリーを外す
- 次ゲームのベット受付へ進む
アウトサイドベットの支払いが終わってから、インサイドベットの支払いに入ります。
これは、レイアウト全体の処理順を安定させるためです。
もしアウトサイドベットとインサイドベットをバラバラに支払うと、支払い漏れや二重払いが起きやすくなります。
そのため、ディーラーは毎回同じ順番で支払いを行います。
勝ちエリアは最後までフリーズする
インサイドベットの支払いで非常に大切なのが、勝ちエリアをフリーズすることです。
フリーズとはそのエリアに新しいベットを置かせない状態にすることです。
当たり番号の周辺には、勝ちベットが集中します。
ストレートアップ、スプリット、ストリート、コーナー、シックスラインなど、複数の勝ちベットが当たり番号の周囲に存在する可能性があります。
そのため、支払いが終わるまでは、当たり番号周辺のエリアに新しいチップを置かせてはいけません。



勝ちエリアに新しいベットを置かれると、どれが前のゲームの勝ちベットかわからなくなるよ!



たしかに!支払い前に新しいチップが混ざったら大変だね!
プレイヤーが新しいベットを置こうとした場合は、丁寧に伝えましょう。
例えば・・・



「このエリアはまだ支払い中です」
「支払いが終わったら置けます」
というように案内します。
他のエリアへの新しいベットは可能ですが、勝ち番号周辺は支払いが終わるまで守る必要があります!
インサイドベット支払い前に確認すること
インサイドベットへ進む前に、ディーラーは必ず確認します。
確認するポイントは以下です。
- ドリーは正しい番号に置かれているか
- アウトサイドベットの支払いは完了しているか
- 勝ちエリアに新しいベットが置かれていないか
- どのインサイドベットが勝っているか
- 勝ちチップの色は何色か
- ベット枚数は何枚か
- 配当は何倍か
- 支払いに必要なスタックを作れるか
- スーパーバイザーに見える形で処理できるか
インサイドベットは、支払い金額が大きくなりやすいです。
例えば、ストレートアップに3枚置かれていれば、35:1なので105枚分の支払いになります。
そのため、慌ててチップを動かすのではなく、まず状況を確認してから支払いに入ります。
インサイドベットの支払い順序
インサイドベットは、支払い順序を守って処理します。



まずは右手にリールがあるレイアウトの場合からです!





基本的には自分からみて遠いところから支払うよ!
その次が配当が低い方からだよ!
続いてはリールが左手にある場合だよ!





この場合も自分から遠い所から支払えばいいのね!



支払い順序は、ミスを防ぐための道しるべだよ!



ちなみに・・・計算の簡単なコツはないかなぁ・・・?
計算が苦手で!



ならこの記事を参考にしてね!


クリーンハンドを見せてからベットを開く
インサイドベットの支払いに入る時、ディーラーはクリーンハンドを見せます。
クリーンハンドとはチップを持っていない空の手のことです。
インサイドベットを開く時は、基本的にホイールから遠い方の手を使います。
この手で勝ちベットを開き、支払い対象のチップを見やすくします。



なんでわざわざ空の手を見せるの?



チップを持ったまま勝ちベットを触ると、不正やミスに見える可能性があるからだよ!
カジノでは、ディーラーの動きが周囲から見えていることが大切です。
プレイヤーにもスーパーバイザーにも、
「何も持っていない手で、勝ちベットを確認しています」
とわかるように動く必要があります。
ベットを開くとは?
ベットを開くとは、勝っているベットのチップを見やすく整理することです。
例えば、当たり番号の周りにチップが重なっていたり、複数の色が混ざっていたりすると、そのままでは枚数や位置が確認しにくいです。
そこでディーラーは、必要に応じてチップを少しずつずらし、どのベットに何枚置かれているのかを見やすくします。
これが「ベットを開く」という作業です。
ただし、ベットは必要以上に触ってはいけません。
見えているものを無駄に動かす必要はありません。
あくまでも、支払いに必要な確認をするために開きます。
1色で5枚未満のベットは基本的に触らない
勝ちベットが1色だけで、枚数が5枚未満の場合は、基本的にそのままにします。
例えば、ストレートアップに同じ色のチップが3枚置かれている場合、その位置が明確であれば、無理に広げる必要はありません。
チップを動かせば動かすほど、元のベット位置がわかりにくくなることがあります。
そのため、見えているベットはなるべく触らず、必要な場合だけ開きます。



ルーレットでは「触らない技術」も大事だよ!



何でも動かせばいいわけじゃないんだね!
1色で5枚以上ある場合
1色のチップが5枚以上置かれている場合は、枚数を確認しやすいように開きます。
この時は、5枚ごとに段を作るようにチップをずらします。
例えば、同じ色のチップが10枚ある場合は、5枚と5枚に分けて見えるようにします。
15枚なら、5枚、5枚、5枚のように分けます。


こうすることで、スーパーバイザーにもプレイヤーにも枚数がわかりやすくなります。
大切なのは、ディーラーだけがわかる状態にしないことです!
ミックスカラーのベットを開く
勝ちベットに複数の色のチップが混ざっている場合は、色ごとに分けて開きます。
例えば、当たり番号の周りに赤チップ、青チップ、緑チップが混ざって置かれている場合、そのままでは誰のチップが何枚あるのかわかりにくいです。
この場合は、色ごとに分けて、横に並べるように整理します。


また、スーパーバイザーから見えるように、少し角度をつけて開くことも大切です。
ミックスカラーのまま支払うと、
- 枚数を間違える
- 色を取り違える
- 支払い先を間違える
- プレイヤーとのトラブルになる
といったミスにつながります。



色が混ざっていると、一気に難しくなるね!



そう!だから色ごとに分けて、誰が何枚勝っているかを見えるようにするんだよ!
サンドイッチされたベットに注意
サンドイッチされたベットとは、チップが重なっていて、別の色や別のベットが間に挟まっているような状態です。
例えば、赤チップの間に青チップが挟まっていたり、ストレートアップの上に別のベットが重なるように置かれていたりするケースです。
この状態のまま支払うと、枚数や所有者を間違えやすくなります。
そのため、支払い前に必ず整理します。
ただし、勝手に判断して大きく動かすのではなく、位置を崩さないように慎重に開く必要があります。
もし判断に迷う場合は、スーパーバイザーに確認しましょう!
大量のチップがある場合
勝ちベットに大量のチップが置かれている場合は、最初のカットを勝ちエリア上で行います。
ここでいうカットとは、チップを数えやすい単位に分けることです。
大量のチップをいきなりエリア外へ持っていくと、
「どこに置かれていたチップなのか」
「本当に勝ちベットだったのか」
「何枚あったのか」
がわかりにくくなります。
そのため、まずは勝ちエリア上で枚数が見えるように整理します。
ただし、ストレートアップのように非常に重なっている場合は、例外的に一度外してドロップカットすることがあります。
その場合は、必ず何をしているのかをアナウンスします。例えば・・・



「ストレートアップを確認します」
「枚数を確認して戻します」
というように、何をしているかをわかるように伝えます。



勝ちベットを外す時は、必ず理由を明確にすることが大事だよ!
黙って動かすと、プレイヤーから見ると不安になるので!
最大ベットを超えている場合
インサイドベットを確認している時に、テーブル最大額を超えているベットが見つかることがあります。
その場合は、超過分をプレイヤーに返します。
そして、テーブル最大額までを有効ベットとして扱います。
ただし、結果が出た後に最大額超過に気づいた場合は、自分だけで判断して処理してはいけません。
必ずスーパーバイザーに伝え、指示を受けます。
カジノでは、ディーラーが勝手に判断して処理することは危険です。
迷った時は、必ず確認しましょう!
支払い前に金額をアナウンスする
インサイドベットを支払う時は、支払い前に金額をアナウンスします。
例えば、青色チップ3枚のストレートアップが当たった場合、35:1なので105枚分の支払いになります。
その場合は・・・



「105 pieces blue」
のように、支払い枚数とチップカラーをはっきり伝えます。
このアナウンスには大きな意味があります。
- プレイヤーに支払い内容を伝える
- スーパーバイザーに確認してもらう
- 自分自身の計算ミスを防ぐ
- 支払い後のトラブルを減らす
インサイドベットは配当が大きくなりやすいため、声に出して確認することが大切です。
支払いスタックはプレイヤーへ完全に押し出す
支払いチップを作ったら、そのスタックをプレイヤーへ押し出します。
この時、支払いスタックはレイアウト上に中途半端に残してはいけません。
完全にプレイヤー側へ押し出します。
支払いスタックがレイアウト上に残っていると、次のベットや他のチップと混ざる可能性があります。
また、プレイヤーから見ると、
「これは支払い済みなのか」
「まだディーラーの手元なのか」
がわかりにくくなります。
そのため、支払いは明確に完了させることが大切です。



支払いチップは、ちゃんとプレイヤーの方へ押し切るんだね!



そう!中途半端な場所に止めないことがポイントだよ!
スタックを押す時の方法と注意点
支払いスタックを押す時は、基本的にホイールから遠い方の手を使います。
ただし、ホイール側のすぐ近くにいるプレイヤーへ支払う場合は、ホイールに近い方の手を使うことがあります。
これは、無理な姿勢で支払うと、チップを崩したり、レイアウト上の他のベットに触れてしまう可能性があるためです。
大切なのは、
「安全に」
「見えるように」
「他のベットを乱さず」
「支払い先を明確に」
スタックを押すことです。
1スタックを押す場合


1スタックを押す場合は、スタックをまっすぐ安定させて押します。
この時、力を入れすぎるとチップが倒れます。
逆に弱すぎると、途中で止まってしまいます。
指先で押すというより、チップの横を安定させながら、滑らせるイメージです。
支払いスタックは、プレイヤー側へ完全に移動させます。
2スタックを押す場合


2スタックを押す場合は、2つのスタックがバラバラに動かないようにします。
左右のスタックがズレると、枚数確認がしにくくなります。
そのため、2スタックを並べて、同じスピードで押します。
この時も、他のチップやベットエリアに触れないよう注意します。
支払い金額が大きい時ほど、見た目の整った押し方が大切です!
3〜4スタックを押す場合


3スタック以上になると、押し方がさらに難しくなります。
スタックが崩れやすくなり、横に広がりやすくなるためです。
3〜4スタックを押す場合は、まとめて乱暴に押すのではなく、安定する形を作ってから押します。
必要であれば、スタックの配置を整えてから動かします。
支払いスタックは、スピードよりも安定性が大切です。
5〜6スタックを押す場合


ここからはますます難しくなります。
チップの重さをかなり感じてきます。
できるだけ崩さないよう安定して押しましょう!



うぅ・・・なかなか難しい!
7〜8スタックを押す場合


ますますチップを重く感じる7~8スタックです。
しっかり固まったまま少し動かして安定しているのであればそのまま勢いで押すといい感じになると思いますよ!
9〜10スタックを押す場合


いよいよ最後です。
ここまでくれば気合で押しましょう(笑)
そもそもこんな大量のスタックを押すことはまずありませんが、知っておいて損はありませんよ!



お疲れ様でした!
時々練習してみてね!
支払いが終わったらドリーを外す
すべてのインサイドベットの支払いが終わったら、ディーラーはドリーを外します。
ドリーを外すということは、そのゲームの結果処理が終わったことを意味します。
その後、勝ちエリアを整え、新しいベットを受け付けます。
この時に、



「Place your bets please」
とアナウンスして、次のゲームへ進みます。
ただし、ドリーを外す前に勝ちエリアを開放してはいけません。
ドリーが置かれている間は、その番号周辺はまだ処理中です。
まとめ
今回は、ルーレットディーリングにおける「インサイドベットの支払い方」「ベットの開き方」「スタック操作」について解説しました。
インサイドベットは、アウトサイドベットに比べて配当が高く、支払い枚数も多くなりやすいベットです。
そのため、ディーラーは勝ちベットを正しく確認し、必要に応じてベットを開き、支払い額をアナウンスしてから、綺麗にスタックを押す必要があります。
初心者ディーラーのうちは、スピードよりも正確さを優先しましょう。
特に、勝ちベットの開き方とミックスカラーの整理は、実戦でかなり重要になります。



インサイドベットの支払いができるようになると、ルーレットディーリングは一気に本格的になるよ!



次は、よく出るベットパターンも覚えたいね!



ならこの記事を参考にしてね!





次は両替だね!
① テーブルオープン・フロート確認
② 基本姿勢とベット管理
③ スピンとノーモアベット
④ 当たり番号の確認・ドリー・負けチップ回収
⑤ 配当オッズとアウトサイドベットの支払い
⑥ インサイドベットの支払い
⑦ キャッシュチェンジ・カラーチェンジ・カラーアップ← Next!!!
⑧ ゲームプロテクション・テーブルクローズ
⑨ チップ・心付け・イレギュラー対応

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