ポーカーってルールとか複雑すぎて訳わからんし、ポーカー今人気だからやりたいけどルール知らないからきまずい・・・
そうだよね!こんな時はディーラーにお任せあれ!
当記事はこんな方にオススメです!
ポーカーってどうやって遊ぶの?
ポーカーのルールを教えて欲しい!
ポーカー用語がわからないから知りたい!
最近「ポーカー」がとても流行っていますよね!
ポーカーができるアミューズメントカジノ店の出店が後を絶ちません。
それぐらい今日本はポーカーフィーバー状態なのです!
でもポーカーをしよう!と思っても、「ルール知らないからきまずい・・・」なんてことはありませんか?
他の方がすでにプレイしている所に、全く知らないあなたがそこに割って入るのはとてもおっくうですよね。
それにルールを知っていても専門用語が飛び交って、何が何だか?という方もいらっしゃると思います。
でもご安心ください!
現役カジノディーラーが「ポーカーの遊び方」を全部教えます!
この記事を読めば今からでもポーカープレイヤーとして遊ぶことができるようになります!
ポーカーとは?
当記事で紹介する「ポーカー」というのは世界中で有名な「テキサスホールデムポーカー」のことを言います。
日本では「ポーカー」というと全員にカード(トランプ)を5枚配って、そこから手札を交換し役を作るゲームを想像される方が多いと思います。これは「ドローポーカー」と呼ばれるゲームです。
しかし、世界で「ポーカー」というと、プレイヤーが共通して使える5枚のカード(コミュニティカード)と自分の手札2枚とを組み合わせて役を競い合う「テキサスホールデムポーカー」が挙げられます。
そして今日本ではこの「テキサスホールデムポーカー」が主流となりつつあります。
この流行はYouTubeで有名な「世界のヨコサワ」さんを筆頭に日本でもプロポーカープレイヤーが活躍している背景があると言えるでしょう!
ちなみにアメリカでは「ポーカープレイヤー」というある種1つの職業として認められているほどです。それで生計を立てている人がいるくらいです。
前置きはさておき・・・早速解説に入っていきます!
カードについて
ここから本格的なポーカーの解説に入っていきます!
まずポーカーで使用するのは「カード1組52枚でジョーカーは使いません」
カード(トランプ)はプラスチックカードを使用します。ポーカーではカードを頻繁に折り曲げるのでプラスチックを使います。紙だと折り目がつくので基本使いません。
カードの強さ
ポーカーには数字によって強さがあります。こちらの表をご覧ください!
「2」が最も弱く「A」が最も強いです。これは勝敗に大きく関わるので必ず覚えておきましょう!
この後にも記載していますが、「2のペア」と「Aのペア」どちらが強いか?となると、もちろん「Aのペア」が強いので勝ちます。
ゲームを有利に進めるには「A」を持つこととなります。
スート(マーク)について
ポーカーではスート(マークのこと)によって強さの違いはありません!
仮に「Aのペア(♠♥)」と「Aのペア(♦♣)」が対戦したとしても引き分けとなります。
また後述の「フラッシュ」という役(5枚を同じスートでそろえる)の場合は数字で勝負が決まります。
結論:スートは無視してOK!
役について
まずは役についての説明をしていきます!
役については詳しく下の記事で紹介していますのでご覧ください!
「役は知っているよ!」っていう方は次へ進みましょう!
ポーカーの勝利条件
ゲームの流れを解説する前に「ポーカーの勝利条件」を紹介します。
ポーカーで勝つには2種類あります。
どちらの方法でも勝てるので状況によって使い分けることが可能です。
自分の役が一番強いこと
ひとつめは「自分の役が一番強いこと」です。
ポーカーでは4段階(プリフロップ、フロップ、ターン、リバー)に分けて勝負が行われるのですが、最後のリバーでプレイヤーが2人以上残っている場合に手札を公開します。これを「ショーダウン」といいます。
ショーダウンされたらプレイヤーの役を比較して、最も強い役をもっている方が勝利となります。
自分以外のプレイヤーがゲームを降りたこと
ふたつめは「自分以外のプレイヤーがゲームを降りたこと」です。
プレイヤーは常にチップをベットしてゲームを続行するか、諦めるかを選択できます。
自分の手札が強ければ続行してもいいですし、弱かったら何もベットせずに諦めることもできます。
裏を返せば手札が弱いけれど強いように見せることでプレイヤーを降ろさせることもできます。
このように自分以外がゲームを諦めてあなた1人だけが残った場合でも勝つことができます。
ゲームの流れ
それではいよいよポーカーをプレイしていきましょう!
ポーカーでは「2人~10人」でプレイしていきます。
手順に沿って紹介していきます。
まずは座る場所を決める
ポーカーでは座る場所によって有利不利が存在します。
オンラインポーカーやアミューズメントカジノでのトーナメントなど、様々な形がありますが場所決めの方法は様々です。
例えば・・・
①くじ引き(ランダム)
②カードを1枚引いてその強さで決める
などなど
方法はいろいろですが、ここでは気にしなくてOKです!
なぜならポーカーでは平等に有利不利が順番にまわってくるからです。
つまりずっと有利な場所を確保することはできません。
ポイントは有利な場所の時にどういうアクションをするかです。
では図を使って解説しますね!
これが最大10名で行うポーカーの配置図となります。
結論から言うと最も有利な場所は「BUのボタン」です。
ポーカーではプレイヤーが様々なアクションをします。ボタンの場所でいると最後にアクションができます。
つまり、全てのプレイヤーがアクションを終えてからアクションができます。
後だしじゃんけんをするようなものですね。
とりあえずこのパートではディーラーボタンがある時が一番有利であると覚えてください!
ちなみにこのディーラーボタンの場所は1ゲームが終わると時計周りに1つ動きます。
それに合わせて全てのポジションが同時に時計周りに移動します。
ブラインドベットを知ろう!
ブラインドベットとは「強制ベット」のことです。
ポーカーではプレイヤー同士で持っているチップを奪い合うのですが、仮に10人プレイヤーがいたとして誰もチップを出さなければゲームの意味がありません。
この問題を解消するためにSB(スモールブラインド)とBB(ビッグブラインド)を設けて、強制ベットさせることでゲームを毎回成立できるようになっています。
このSBとBBは順番に回ってきますので1人がずっと負担することはないので安心してください!
一例ですが下の図でSBとBBの額を確認することができます。この場合だとSBが50でBBが100となります。
またSBとBBとは別にANTE(アンティ)があります。ANTEは全員もしくは特定の人が一律を強制ベットするルールです。ANTEがある場合とない場合があるのでお店やテーブルルールを確認しましょう!
下の図がANTEの1例です。この場合だとANTEは50となります。
SBやBBの順番になったら必要な額を出しましょう!
カード配布&ゲーム開始!
ブラインドベットを出し終わったらディーラーがカードを配布します。
カードを配布する順番はSB→BB→時計周りにBU(ボタン)までで、1枚ずつ配っていき全員が2枚持つとカード配布は終わります。
カード配布後は「カードプロテクション」をしよう!
「カードプロテクション」って??
カードプロテクションとはカードを相手に見られないように守ることです。
具体的には配布されたカードの上に下図のような物を置きます。
そうすることによって、何らかの拍子にカードが相手にバレないようにできます。
置物がなくても手持ちのチップを乗せてもOKです!
カードプロテクションを済ませたらいよいよゲームスタートです!
ポーカーには最大第4ラウンドまで行います。第1ラウンドで1ゲーム終わることもありますし、第4ラウンドまでもつれることもあります。
それぞれのラウンドで少し勝手が違うので解説していきます!
第1ラウンド:プリフロップ(Pre-flop)
プリフロップ(名前が覚えなくてOKです!)では全員がカードを2枚持っているだけの状態です。この状態でゲームがスタートします。
プリフロップではBBの隣の人であるUTG(アンダーザガン)からアクションを開始します!
そして①→②→③・・・の順でアクションをしていきます。
アクションって何するの??
アクションについてはこちらの記事を参考にしてください!
第1ラウンドとは言えここで1ゲームの勝敗が決することは多々あります。
ここでポーカーの勝ち方をおさらいしておきましょう!(詳細はこちら)
①自分の役が一番強いこと
②自分以外のプレイヤーがゲームを降りたこと
このように第1ラウンドでも賭け金をつり上げ、相手にプレッシャーを与えて降ろさせる(フォールドさせる)ことで勝つことができます。
では実際にあなたがUTG(アンダーザガン)にいたとしてプレイしていきましょう!
UTGのあなたができるアクションは・・・
〇コール(BB分のチップをだしましょう)
〇レイズ(BB以上のチップを上乗せ)
〇オールイン(手持ちチップを全部出す)
〇フォールド(ゲームを降りる)
×ベット(既にBBがチップを出しているのでできません)
×チェック(ベットができない状況なのでチェックもできません)
×オプション(BBでないし誰もレイズやオールインをしていない)
以上のようになります!
更に戦略的なことを解説すると・・・
①コール→手札がそれなりにいいから勝負する
②レイズ→手札が比較的強い、もしくは※ブラフをする
③オールイン→手札がかなり強い(AAなど)、ブラフする
④フォールド→手札が悪い、早めに降りておく
手の内が強そうに装うこと、ハッタリをきかせること
こんな感じでブラフをしてフォールドさせたり、手札を信じて勝ちにいくということもできます!
逆にブラフを読まれて勝負されたり、相手が自分の手札よりも強いカードを持っていると負けることもあるので注意です!
さてポーカーでは次のラウンドに進むには揺るぎないルールがあります。
全員(フォールドしたプレイヤー以外)の賭け金が
一緒にならないと次のラウンドには進まない!
※オールインは例外
つまりプレイヤーAさんが$100、Bさんが$150の賭け金を出している場合は次のラウンドに進みません。
この場合は全員が$150で釣り合わないと次のラウンドには進まないということです。
プリフロップで勝負が決まらなければ次のラウンド(フロップ)に進みましょう!
第2ラウンド:フロップ(Flop)
第2ラウンド(フロップ)では場に全員が使えるコミュニティカード3枚が出されます。
この時点で自分が持っている手札と場に出ているコミュニティカードで役が作れたり、その後の展開で強い役が作れる可能性があります。
その可能性によって賭け金を多くだしたり、もしくは可能性がないと予想してフォールドしてもOKです。
ちなみにアクションの順番は第1ラウンドとは変わっています!
ディーラーボタンの左隣のSBが最初となり、①→②・・・となっています。
ここで誰かがベットするとまた全員の賭け金が一緒にならないと次のラウンドに進みませんが、第2ラウンド以降は全員がチェックすると賭け金はありません。
じゃあどうなるの?
全員がチェックしてもチェック・アラウンド(Check Around)となり次のラウンドに進みます!
このように全員がチェックするか全員の賭け金が同じになると次のラウンドに進みます!
第3ラウンド:ターン(Turn)
第3ラウンドのターンではコミュニティカードが1枚追加され4枚となります。
アクションの順番は第2ラウンドと同じです。
変わったのはコミュニティカードが1枚追加されただけで他は何も変わりません!
全員がチェックするか全員の賭け金が同じになればいよいよ最終ラウンドです!
最終ラウンド:リバー(River)
最終ラウンドのリバーではコミュニティカードが1枚追加され5枚となります。
アクションの順番はフロップとターンと同じです。
このラウンドが最終となるので、最終的に全員がチェックするか全員の賭け金が同じになればいよいよショーダウン(Show down)です!
手札を公開することです!
ディーラーからショーダウンを指示されたらショーダウンしてください。
初心者の内は自分の手札が勝っているかなかなかわからないと思いますので、ショーダウンしましょう!
でももし自分が負けているとわかればショーダウンをせず、手札を見せずにディーラーに返してもOKです。
これをなぜするかというと、相手から戦略をバレないようにする為です。
さてショーダウンをすると手札の役が一番強い人が勝ちます!
勝つとこれまでのラウンドで賭けていた全ての賭け金が貰えます!(※ショートオールインは除く)
1ゲームが終わるとまたプリフロップに戻ります!
これを繰り返してトーナメントなどでは優勝を決めます!
まとめ
ポーカーの遊び方いかがでしょうか?!
ルールや制限が色々あってわかりにくいポーカーですが、少しでもわかってもらえれば幸いです。
この記事を使って実際にプレイをしてみるとすぐイメージが沸くと思います♪
ぜひ利用してポーカーを始めてみましょう!
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